モニュメント – 邸宅
ペニャフロール邸宅
復旧工事のため休館
1700~1775年に建築された邸宅。 1962年に『国宝』とみなされる重要文化遺産。 子孫を残さずに侯爵夫人が他界した1958年まで、この邸宅はペニャフロ ール家の持ち家でした。 以来、その財産はペニャフロール侯爵財団とグラエナ議会に管理されています。
建物は昔のカバイェロス通りに位置し、その丸みを帯びて奥行きのある入 口が目を引きます。 堂々とした正面入口の垂直感が平行的な建物の印象を打ち破っています: 柱の切妻には創設者の家紋が入っています。 2階のバルコニーは、侯爵たちが市民に顔を出す場所でした。 このバルコニーにはライオンの頭がついた柱が立ち、ここにバロック様式 の特徴がみられます。 四角い展望台もまた、建物の水平感を打ち破っています。
この邸宅は中庭を取り囲むように部屋が造られています。 入口のホールは中庭と家畜小屋へと続きます。 18世紀半ばの中庭は2つの柱が基礎となっています。
芸術的な興味をそそるのは上階へと続く階段の装飾でしょう: 3つのアーチは台座の上の2重の柱によって、そして2階へ続く階段は半 円アーチによって支えられています。 石膏でできたドームは8つの部分に分かれ、その中央には大きな花の装飾 が施されています。 ドームには天使、貝殻、アカンサスの葉飾り、そして聖母ロザリオなどが 描かれています。 これは18世紀後期にクリストバル・ポルティーヨによって実践された装飾です。
入口の絵模様は18世紀、マドリッドに住むアントニオ・フェルナンデスに よって描かれたものです。 これには花や寓話像の姿が見受けられます
ベナメヒ邸宅
文化国宝に指定される。
ペニャフロール邸宅と同様、 この邸宅はスペインバロック時代とエシハの黄金時代を象徴する建物です。
ベナメヒ侯爵が所有する前はバルベルデ貴族の所有家でした。 その後はレモンタ・ミリタールが住み、その後歴史博物館として使用され ることになります。
大きな入口はレンガと石のすそ板でできており、1階には横一列にバルコ ニーが連なっています。 2つの塔が垂直感をひきだし、その適切な高さと均一さが入口の平行感を 打ち破っています。
入口を抜けるとアーチがあり、その奥に見えるのは主階段。ドーリア式の 柱の上には3つのアーチ。そしてそれはドームで覆われていて、右側の部屋に にはスペイン広場から発掘された貴重な考古学的コレクションが展示されています。
階段の下から通じている中庭の中心には石の噴水と柱に支えられたアーチがあります。 中庭を取り囲んで歴史博物館があり、ここでは社会的な意味を持つ考古学 的発掘物とその説明に触れることができます。
博物館の展示品は町から発掘された考古学的遺産であり、エシハ市民と施 設のために展示、寄付されたものです。 中でも、世界的に完璧な多色装飾を保存できているローマ時代のモザイク、 アマゾナ・エリダの彫刻は必見です。
2002年にはビセンテ・アランダ監督の映画、『カルメン』 がこの邸宅で撮影されました。
一説には、18世紀に城や邸宅に塔を建てるかどうかの権限は王にあったそうです。 これらの塔は権力と支配のシンボルでした。 カルロス3世はエシハを訪れたときにバルベルデ侯爵の邸宅に宿泊していました。 そしてその感謝の意を込めてカルロス3世はこの邸宅に塔を建てさせます。 それから後、再びこの邸宅を訪れたときに塔が2本建っているのをみてカ ルロス3世がバルベルデ侯爵に尋ねたところ、「最初の塔はあなた様からいた だいたもの、その次に建てた塔は私の地位に値するものです」と答えたそうです。
バルエルモッソ邸宅
16世紀のコルドバ・ルネッサンスと密接に関係している重要な正面入口、 そして幅広い展望バルコニーには花崗岩でできたローマ時代の支えがあります
歴史地区でも一等地にあるバルデエルモッソとペニャフロール邸宅。その 十字路の向こうにはエシハ・バロック様式で最も美しい18世紀に建てられた サン・ヒルとサン・ホアンの2つの塔を望むことができます。
パルマ邸宅
入場料: 3 ユーロ/人
オルデン・ドミニカ修道院の上に建つ邸宅。
入口を通ると部屋があり、その左側には家畜小屋、そして右側からは柱と 大理石のアーチがある中庭へと出ることができます。 この中庭は石の噴水と井戸のあるオレンジの中庭へと通じています。また 伝説によるとこの井戸はヘニル川に通じる秘密の通路だったそうです。
上階ではアンティーク家具を楽しめます。 邸宅内では書斎、音楽部屋、ベランダ、16世紀の床が残されている居間と 食卓、そして格間天井と星型装飾を見学できます。
サンタエッラ邸宅
石を彫った片蓋柱の女像柱でできている入口が独特の雰囲気をかもし出しています。 階段を覆う石膏のドームには多色装飾でペニャフロール邸宅のものと似通 った花や風景の装飾が施されており、おそらく同じ技術者の作品だと思われます。 この邸宅では木製品が特に素晴らしく、扉の彫りなどは必見です。
アルメナラ・アルタ邸宅
個人所有物につき入館不可
大理石の通りにある邸宅。 レンガ造りの入口はシンプルなバロック様式の石を彫ってつくられたも の。上部の空洞には聖女ソレダが奉られています。 入口の上部にはアーチのついた、オープンなベランダがあります。
フスティシア邸宅
入場料: 無料
この邸宅は、エシハのトマサスと呼ばれていた兄弟が所有していたので別 名トマサス邸宅とも呼ばれます。 彼らはアルハンブラ宮殿に魅せられたので、その装飾に似せた装飾品が 溢れんばかりにこの邸宅を飾っています。観光者にはとても興味深い建物でしょう。
入口ホールにはトリアナのタイルですそ板部分が飾られています。 格間天井、中庭、階段などが見所です。
ペニャフロール邸宅展望バルコニー – 118.- ベナメヒ邸宅展望バルコニー
所在地: Plaza de España.
19世紀までの広場の役割は:市場の開催場所、祭りの舞台、闘牛、宗教 祭、パレードの開催地でした。
つまりこの周りの建築物にも意味が込められていたのです:主として展望 を目的としたので、これらの建物の特徴としては入口が空洞となり、アーケー ド形のベランダやバルコニーがあることです。 また、祭りのときにはバルコニーを借りることができたので、これらは 重要な収入源にもなっていました。 裕福でない市民たちは1階に設置された階段状の椅子から祭りを見物する ことができました。 ベナメヒとペニャフロール家は町の中心部である広場に展望所を建て、 そして自分たちの家族の重要性を見せつけたのでした。 それらは各家紋を記した18世紀のバロック様式建築物です。建物の一部 では壁の絵模様装飾も目にすることができます。